創造力が必要になって困っていること

animal_inko
いつも行くペットショップでは小鳥用のおもちゃやおやつもたくさん扱っています。
見れば全部欲しくなるくらいに魅力的なものがたくさんあるのですが、おやつに関しては人間のイメージだけで買ってはいけないと自重しています。

おもちゃにはいろんなサイズがあって、自分の鳥の大きさや性質に合わせたものをいろいろと選ぶことができるのでとても楽しいです。
こちらも「きっと喜んでくれるだろう」と期待して買ったものが全く見向きもされなかったりすることが多いので、よく考えてから購入する必要があるものなのです。

インコを飼い始めて飼育書などを読んで勉強するうちに、より活発で好奇心旺盛なコに育てるにはいろんなおもちゃで刺激を与えることも必要と知りました。
市販のおもちゃなら対象の鳥が楽しく安全に遊ぶことができるように工夫されていて安心だとは思います。
ただ、自分の鳥が必ず喜ぶとは限らないのが困るところです。
「もしかしたら気に入ってくれるかな」という期待だけで毎回数千円分もおもちゃを買い続けることはできません。

そんなときに「愛鳥のためのおもちゃを手作りしましょう」というアイデアの本を見つけたのです。
これは面白い、と思ってさっそくその本のアイデアを参考にボタンを使ったおもちゃを作ってみました。
ジーンズの端切れに糸でゆるめに縫い付けてあるだけのものを吊るすタイプのものです。
ボタンを齧ったり糸を引っ張ったりして大喜びで遊んでくれたので、すっかりこちらもいい気分になりました。

小鳥のおもちゃを手作りするアイデアはいいですが、2か月も続けるとさすがにネタがなくなってきました。
困ったことに同じおもちゃで毎日遊び続けるとやっぱり飽きてくるのは人間もインコも一緒のようです。
1週間もすると遊ぶ時間が短くなってきました。

それでは次を、ということで今度は空のペットボトルを吊るしてみました。
こちらはプラスチックのキャップを本体から外そうとガリガリしたり、わざと少しだけ水を底に入れておくと不思議そうに水に触ろうとボトルをつついています。
そしてこれも1週間もすると最初の珍しさが薄れてくるのは当たり前でしょう。

とにかく飼い主の私が手にしているものならなんでも興味を示して飛んでくるので、食事の支度で包丁を使っていたりすると大変です。
基本的にインコをケージの外で遊ばせるときには様子をそばについて見ていて危ないことのないようにしてあげないといけません。
でも家事をしなければならない主婦としては一日中インコの見張りをしているわけにはいかないのです。

だから私がついていなくても飽きずにある程度の時間遊び続けてくれるおもちゃが必要になります。
手作りのおもちゃのいいところは、工夫次第で材料費がそれほどかからないことです。
市販のおもちゃに巻けないようなものが5分の一くらいの値段で作ることができたりします。
それにアイデアが豊富に出て、いろんなものをたくさんつくることができたら日替わりで遊んでもらうこともできるのです。

調子に乗ってどんどん作っている間はよかったのですが、最近ちょっとアイデアに詰まるようになってきました。
愛鳥のほうはいろんなおもちゃをもらえるのが嬉しくて、「今度はどんなおもちゃかな」と期待しているのがわかります。
期待に応えるためにも新作を作り続けたいのですが、もう面白そうなアイデアが思いつかなくなったのです。しかも、「これはよさそうだ」と思って作った段ボール箱を適当な大きさに切って重ねたタワーが見向きもしてもらえなかったというショックがあります。
齧ったりするのが大好きだから、これはヒットになるに違いないと思っていたのでがっかりしてしまいました。
創造力のある人がうらやましいです。

そういえば夏休みの工作の宿題もいつもギリギリまでできなくて、いつも怒られていたな、なんて余計なことも思い出してしまうのでした。

余談ですが、先日友人が引越しました。
車を待っていないためワンちゃん2匹どうするのかなと思っていたらペット輸送の会社ってあるのですね。知らなかった!!