千切りキャベツ、切った人が変わったのを見抜いた子供

昨日の夕飯のメイン料理の横にいつも通り千切りキャベツを添えて出しました。そのキャベツを食べた子供が一言。「このキャベツどうしたの?」と。「何で?」と私が答えると「いつもよりみずみずしくてシャキシャキしてて美味しい」と言いながら、マヨネーズもドレッシングも付けずにそのまま食べている子供を見て意外にするどいなって感心してしまいました。なぜならこのキャベツ昨日の昼間寄った実家ですでに切ってる状態でタッパーに詰めてもらってきた物だったからです。

私は普段からよく千切りキャベツを出すけど切って水に浸すのが面倒くさいのでサッと洗って切って盛り付けるだけ…。それに比べて母はきちんとしてます。水に浸してざるにあげ…と。特に味も変わらないと思ってたんだけど意外に神経質な子供にはその味の違いがハッキリと分かったみたいなんです。いつもなら盛ってるキャベツしか食べないのに昨日はおかわりまでしてて貰ったキャベツはほとんどなくなってました。
昔は「ママのコロッケと千切りキャベツが一番美味しい♪」なんて言ってくれてたのをを信じて毎日のように出してた私。千切りキャベツが一番美味しいと言われる私もどうかとは思いますが。

いや、そういえば昔、子供が小さかったころは私も母を見習って(というかそれが当たり前なのかもしれないけど)水に浸してました。でもいつの頃からかそれを省くようになったんです。だって子供が小さい時にはほんのちょっとで良かった夕飯が今では給食のおばさんかっていう位の量を作るようになったのがキツくて見た目に問題ないキャベツの千切りの方は手を抜くようになってたんですね。

けどキャベツって安いし、健康にもいい野菜なんでたくさん食べてもらうためにも次からはきちんとしたいと思ってます。ただ…子供の食欲は変わったけど夫はそのまま。私が切った物でも母が切った物でも食べる量は変わらないという…。「お前は味音痴だからな」ってよく言われるけど夫こそ、子供にはかなわない味音痴が判明したようなものです。きっと、私がこのことを言うと「分かってたけどあえて言わなかったんだ」って負け惜しみ言うから言いませんけどね。